タバコの警告について

煙草のパッケージに1/3警告メッセージが表示されるようになって、はや数ヶ月。
僕を含めた周りの喫煙者たちは口々に「意味がない」だの
「デザインが嫌」だの不平不満の声を漏らしている。
それにしてもこの警告はヌルい。
こんな弱っちい警告から実際に「恐怖のメッセージ」を受け取った人はいるんだろうか?
「肺がんで死亡する確率が非喫煙者に比べて2倍から4倍高くなります」
って言われてもねえ。
死亡率が2倍から4倍だったらオニ恐だけど、肺がんになる確率とかもあるわけでしょ?
よくわかんねえや。控えめな口調で意味不明な死亡率を示されても、実感がわかない。
キャッチ−じゃない。
それに引き換え、以下の国々の警告メッセージは過激。写真付きだし。
まるで、デスメタル好きな人が着ている黒いTシャツのよう。
(外国のタバコパッケージ警告表示)
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/ten250/biyou/eu.html
黒を基調としたデス&デストロイなデザインに
肺や咽が真っ黒に変色した写真、心臓のを開いた手術写真、
モルモットの死骸写真、妊婦や胎児にガスマスクをさせたイメージ写真、
などのオンパレード。
コピーも赤や黄の警告色でデカデカと書かれていて
中には「失明の危険あり」「インポになります」
なんつう過剰なものまで。
ブラジルやカナダなんかは、片面の90%がこの警告メッセージに割り当てられている。
国民性や政府と煙草会社の力関係なんかが絡んでいるのしれないが、
そのうち日本の煙草もこんなふうになるんだろうか?
僕がタバコを吸いはじめたのは十代の終り頃。
部活をやっていて、高校最後の夏のインターハイ予選に落ちた日に始めて吸った。
「挫折感を埋め合わせるための道具だった」
と言えばほろ苦い青春の1ページのようで聞こえは良いのかもしれないが(いや、寒い)、
今考えるとそういう、直接的な原因はなくて、
周りの人や、映画とかTVとか小説の中に出てくる人物が煙草を吸っているのが、
ただ「カッコ良く」見えていて、そのイメージの真似をしていただけなのかもしれない。
あるいはボーっとしているうちにタバコ会社のイメージ戦略にのっかってしまったのかもしれない。
今、正直いって自分がタバコを吸っていることが「カッコ良い」などとは
微塵も思わない。銘柄にも特にこだわりはないし、だからかもしれないけど、
マルボロに1/3警告が入って多少デザインが変わっても全然平気、どんどんやってくれて感じだ。
お金のこと健康のこと、止める理由はあるけど、止めない・止めたいって思わないってことは、
タバコにはやっぱり依存性があって、自分はそれにズルズルと引きずられている。だけのような
気がする。
イメージが固定してしまったのかな?
それが一番恐い。
でもしばらくは吸い続けるけど。(締まりのな落ちだこと)